Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

2007-01-01から1年間の記事一覧

現実までの距離 (「反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5」石田 衣良)

もちろん実際には、ここにはストリートの現実なんかない。 でも、そのことは、物語として必要な距離をとるためには欠かせないことだ。 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5)) 作者: 石田 衣良 出版社/メーカー: 文藝春秋 …

ニセ科学批判は流行なんかしていない

例えばここで「世間」と云うカテゴリに分類されているエントリは、現時点で124。これはおおむね「ニセ科学」に関連することを書いたものだ。このカテゴリのエントリを最初に書いたのは去年の10月なので、ほぼ1年ほど、折りに触れてエントリを追加してきたこ…

力不足(2)

katsuya_440さんの「ニセ科学批判」についてと云うエントリを読んだ。この方、以前こちらにも何度かお越しになったことのあるkatsuyaさんと同じ方なのではないかと思うのだけど、どうだろ。

力不足(1)

実はあらきけいすけさんの「ニセ科学批判」批判のための覚書と云うエントリを読んでからしばらく経っているのだけど、言及する勇気がなかった。でも、重要な示唆があると思うので、触れてみる。

お祭り終了

いや、JSFはまだもちろん終わりじゃなくてこれからナイトステージだのフィナーレだのがあるんだけど、でも個人的には終了。昨日からちょっといろいろハードだったもので、今日はもう晩飯喰って早寝。 定禅寺、また来年。

お祭り

そう云うわけで昨日今日は定禅寺ストリートジャズフェスティバルです。そろそろ出掛けます。半分ビールを呑みに出掛けるようなもんですが。

Gifted

こちらやこちらで言及した、津村ゆかりさんのところでの議論に関連して、TsumuRiさんの知識の絶対量と態度の問題と云うエントリを読んだ。 各論的にはお書きのことにまるきり同意と云うわけではないのだけれど、例えばぼくと比べれば明解な立ち位置の違いが…

リスクファクター

日経BPケンプラッツで、日経ホームビルダーの安達功記者が「ニセ科学」は他人事ではないと云う記事を掲載している。

俗流スピリチュアル

kikulogのゴールデンタイムにオーラやら前世やら、本気ですか?と云うエントリのコメント欄経由で、anbaiさんの時世はスピリチュアル全体主義と化し?と云うエントリを読んだ。

胡散臭い科学者

アナウンスがなかったので見ていないのだけれど、NHKの「もっともっと関西」と云う番組で9/5に「えせ科学に注意」と云う特集があって、大阪大学の菊池誠教授が登場していた模様(アナウンスがあっても、ここは東北なので見られなかったわけだけど)。で、こ…

増田さんに

ちょいとまとめられてしまいました。ニセ科学批判批判と云うエントリ。まぁもちろん、ぼくのところよりInterdisciplinaryの方が丁寧なので、そちらからの部分も多いですけど。わずかながらこちら経由のアクセスもあったりして、やっぱりこ…

批判する、ということ

こちらで論宅さんのエントリに触れたり、こちらで津村ゆかりさんのエントリに言及したりして、ぼくのところやそれぞれの方のコメント欄なんかで結構な議論になったりした。もちろんその後の展開もフォローしてはいたのだけれど、結局論宅さんは社会学関連の…

美の概念

たまに覗かせていただいているdoleさん(でいいのかな。名前を名乗っておられない)が美しいプログラムと、美しいDNAと、水からの伝言と云うエントリを上げていらした。

魔法の言葉

えぇ、やられましたとも。いえ、せあささん(でいいのかな)のありがとうは魔法の言葉 水からの伝言 江本勝著などと云うエントリを読んだんですけど。

ガムランの聴き方

えぇと、すげえ大仰なタイトルです。とは云え、ぼくもたいして造詣の深くない素人なので、そんな大層なことは書けません。ただ、ぼくのお薦めしたCDを買ってくれて、でもなんだかよく分かんなくて困っちゃった方がいらっしゃるようなので、ちょっと書こうか…

ルールじゃないですが

少し前に「コメンテーター同士の議論は遠慮して下さい」みたいなことをコメント欄に書いたんだけど、どうも我ながら説明が足りないし、誤解を受けがちな書き方だったと思うので、いちおう真意を書いてみます。

インターナショナルフェスティバル

うちの母校は創立100周年とかで今年はなんだかピンぼけの(非常にらしいといえばらしい)イベントをあれこれやってるのだけれど、本部のある近所のキャンパスで今日明日でかいお祭りをやっているので出掛けてみた。出掛けてみたのはいいけど、一緒にやってい…

非専門家による「ニセ科学批判」批判

どうもここのところ「ニセ科学批判」批判についてのエントリが続いた。まぁそれは専門家によるものだったり、論宅さんのように学術的なスタンスを明示したものだったりしたのだけど、実は「ニセ科学批判」批判はぼくのような「普通のひと」発のものもある。…

宗教の側から

宗教の現場にいる方がニセ科学の問題に言及するのは、特有の難しさがあるんだろうなぁ、なんて、長保寺の公式ブログ(でいいんだよなぁ)の似非科学(えせかがく)と云うエントリを読んで思った。

方法論にまつわる悩ましさ

柘植さんが分析化学会の機関誌に掲載されたらしい文章を巡って、津村ゆかりさんが危惧を示すエントリをいくつか上げていらっしゃる。現時点で最新のものは私が問題性を感じた理由と云うエントリ。

中立性

TAKESANさんの"Interdisciplinary"のエントリ、科学者人形をサンドバッグにする人で取り上げられていた「アルスブルグの研究室」で、なんと云うかある意味魅力的なエントリが上がっていた。Wikipediaの検閲と云うタイトル。TAKESANさんと被るかもしれないけ…

流行

mercaさんの疑似科学批判が流行る理由と云うエントリを読んだ。 と云うか、やっぱり現状は「流行」と捉えられてしまうのかなぁ。ニセ科学が存在し続ければ、対抗言論としての批判も同じく存在し続けると思うのだけれど。ここ半年程度多少目立っているので、…

ネットの「途中経過」 (「フラット革命」佐々木 俊尚)

本が好き! プロジェクトでいただきました。 フラット革命 佐々木 俊尚 講談社 1680円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/IT・Web //

断ち切るもの、受け継ぐもの

映画を見て来た話を書こうと思ったら、適切なカテゴリを設定していない。映画なんて年に数本しか見ないので、既存カテゴリで代用(Feb 19,2008追記:新カテゴリ設定に伴いカテゴリ変更)。 夕凪の街 桜の国をつれあいと見に行った。街外れの映画館まで、だら…

第二象限

琴子さんのところで本格的に呪術と宗教の違いについての考察が開始された模様。わくわくだぁ(ってゲキレッドか俺は)。 ところでこのエントリの上部に掲げられたグラフの第二象限(「新興宗教」のフィールド)を見て、どうしても「セカイ系」と云う言葉が頭…

論調

マンタ358さんの 伝えたいことの本質と云うエントリを読んだ。

くおりあその後

双風舍サイトで始まった「脳は心を記述できるのか」と云う連載についてここで触れてから、もう2か月半が経過しようとしている。斎藤環による第1信が発せられてから、そのままなしのつぶてのままだ。そのことについて、斎藤環さん(この辺なんか微妙な心理な…

仕事と矜持

久しぶりに理系白書ブログを眺めていて、ヤスさんの肉体労働と云うエントリが眼にとまった。

仙台の本屋(9)金港堂本店(2)

宝文堂が営業停止してしまって、仙台の街中で地場資本の書店は金港堂だけになってしまった。

「愛」

ぼくは今でこそパスタファリアンを自称しているが、多分それまでは自覚なきボコノン教徒だったんだと思う。 「愛をどうか少なめに、親切を多めに」。