Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なんだかなぁ

酷く知能の低いトラックバックを貰った。いつもならきっちり引用して事細かに揚げ足を取るところだが、ここまで来るとそう云う気力も失せる(こんな輩とは議論もまっぴらだ)。 自分の使ってる言葉の意味はちゃんと考えた方がいい。あと自分の都合のいいよう…

モーツァルトと高周波

本日付の「理系白書’07:第1部 科学と非科学/1 万能うたう『波動』」にて幾つか波動商売のサンプルが挙げられている。天羽助教授のインタビューもあって結構お買い得な内容なのだけど、一番面白かったのはまた登場した「モーツァルト効果」。

表現の可能性(2)

と云う訳で、前後編アルバムレビューの後半であります。アルバムはヤマ・サリの「衝撃と絢爛のスーパーガムラン」。前半はこちら。

表現の可能性(1)

さて、このアルバムを扱うことにした。正直、何がどれだけ伝えられるのか自分でも危ういけれど。 衝撃と絢爛のスーパーガムランアーティスト: ヤマサリ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2000/08/02メディア: CD

ステークホルダー

確かに変だぞ、考えてみると。 「キャスターってCMに出ていいの?」識者がみのもんたを袋だたき すっごく簡単な仕組み。理解してみれば陰謀説でもなんでもない。

「事実」と「真実」

なんだかどえらいエントリタイトルである。笑ってしまいそうだ。 と云う訳で、いろんな方の議論とサジェスチョンを踏まえた、中締め的なぼく個人のまとめ。

泣けない悲劇

泌尿器科のお医者さんのリー先生のエントリ。ニセ科学を信奉して悪化していく患者さんのお話。

眞鍋さんCool!

いや、なんと云うか、すごい。このタイミングで、「納豆食べる月間」推奨と来たもんだ。自分自身の立ち位置を把握し、自分の云うべき言葉と発するタイミングを見切る、この怜悧さ。 女性のこういうクレバーさは、たまらなくセクシーだ。恋してしまいそうだ(…

善意を理解するために

日経Business Onlineの宋文洲さんのコラムは結構愛読しているのだけれど、今回の「捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと」と云うコラムには少し複雑な気分になった(ちなみに日経BPのコラムなので、すぐに会員専用になって、会員以外には読めなくなるかも…

合理性

久しぶりに瀬名秀明さんのブログを読んでいたら、チェスタトンの書評に絡めてこんなフレーズがあった。

騙す、騙される

いろいろ云っているが正直素朴に育ったこともあって騙されやすい方だ(と云うか、実際のところ騙されやすい方なのでいろいろ云っていると云う部分もある)。なので、実は今回の納豆騒動に絡んでのsuVeneさんのあるある捏造で騙された人を嘲笑する人を見てと…

文系のパブリックイメージ

何度も書いているが、ぼくが文系を志す最初の原因となったのは、数学が出来ない、と云うことを自覚したことだ。数学が出来ない、と云うことは、合理的・論理的思考能力で劣っている、と云うことだ。 そのことに自覚はある。でもうさだblogさんの文系エセ科学…

納豆騒動

納豆騒動がこう云うオチになった。なんと云うか、単純に面白がっていいものか。

未読ですが

おおざっぱな教義はこの辺りで読んで知っていたのだけれど、kikulog経由で翻訳が出たのを知った。 反・進化論講座―空飛ぶスパゲッティ・モンスターの福音書作者: ボビー ヘンダーソン出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2006/11メディア: 単行本 未読のものを…

呪術と科学の接点(ある思考実験) (「キリンヤガ」 レズニック)

もちろんSF好きならまず確実に読んでいるだろう、と云うことを分かった上で、あえて。 キリンヤガ作者: マイク レズニック出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/05メディア: 文庫

科学万能と恋愛

ともかく性の乱れの原因は「すべてのものが科学で証明されてしまうものへの危機感」なんだそうである。はぁ、そうですか。どれくらい科学を勉強されたんでしょうね。 「僕たちはあまりにも多くのことを知りすぎた」ですか。おいらなんかこの歳になっても知ら…

古い街

今日の夕食は天然鰤の照り焼き。なんて贅沢。 近所の老舗の大きな魚屋に鰤を買いにいったつれあいは、店のじいさまに鱈のあら汁を振る舞われたそうだ。鱈が新鮮でおいしかったとのこと(当たり前だ。魚屋がさばいたばかりのあらなんだから)。 こう云う楽し…

目的論的自然観

渋研Xの「実のところ「ニセ科学問題」とはなにが問題なのか」と云うエントリを読んでいて、あれこれ考えながら、そのままTAKESANの「論理・科学・感覚」と云うエントリに辿り着いた。そこで使われていたのが、表題の言葉。正確に意味するところは知らないの…

呪術とニセ科学

琴子さん(tot-mainさんと表記すべき?)の「水からの伝言:リターンズ 〜似非科学は何故消えないのか:文化人類学編〜」を読んだら、ぼくの中でずっともやもやしていたことがすっきりと書かれていた。

市松模様

どうでもいいことだけど。 怠けて1日置きとかにエントリをアップしてると、左隅のカレンダーがチェス盤のようになる。 かっこわるい。反省。

紋切型(2)—続き

前のエントリに続いて、ululunさんの「超常的なモノを容認することは詐欺を容認することではない」と云うエントリに触れる。なんとなくたてつづけで申し訳ない気もするが、この方の論法を追うことで、なんとなくこれまではっきり見えなかった「ニセ科学がな…

紋切型(2)

ululunさんの「科学的根拠が無いものを信じてはならないのか」と云うエントリにある種の方々の典型的な態度をお見受けしたので、少し触れてみたい。

自然科学とひとの心

インディアン・ジュエリーが好きだ。 でも、ほとんど手元にはない。誰かにあげてしまった。そういうものだ、と思っている。

街の歴史

今回のエントリは郊外の生活環境について、個人的な意見(偏見?)が入ります。ご注意ください。

So-net blog

ページタイトルが阿呆みたいになってるんだろうなぁ、と思いつつ。

紋切型

good2ndさんのエントリについて書いたら、marco11さんからぼくの書いた内容を読んでいないらしいトラックバックが届いた。こういうのってどう考えればいいんだろう、とか思う(なんとなくすごく失礼なことをされたような気がする)。ついでなので言及してみ…

「論座」追加

「論座」2007年2月号の山形浩生さんの記事が、立ち読み可能になっている(多分次号が出るまでの短期的な掲載だと思われるけど)。

ひとの心

「論座」2007年02月号で、「ニセ科学を考える」特集が掲載されている。執筆陣は菊池誠、田崎晴明、左巻健男、山形浩生。山形さんを除くとkikulog周辺ではお馴染みの、以前から問題意識を持って活動されている方々だ。記事の内容も彼らのこれまでの主張の延長…

善意を計測する

少し前のエントリで取り上げさせて頂いた福耳さんの新しいエントリ、「商品の『意味』を制御する意図についての弁明」を読んで、いったい何がひっかかっていたのか少し分かった。

科学と宗教(試論)

ニセ科学に関連して、宗教に言及すべきだとは以前から考えている。でも、ぼくの思考能力の限界の低さもあってさっぱり簡潔にまとめることができない。テーマがでかすぎるのだ。でも、good2ndさんの「穏健な宗教」と云うエントリを読んで少し感じたことがあっ…