Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

現状認識と誠実さ

アロマテラピーに使用するハーブのショップを経営しておられるjgnhm075さんの理論武装と云うエントリを読んで、ちょっと感動した。いや、この方にとっては当たり前のこと、なのかもしれないけれど(だからこう云う取り上げ方は、少し失礼なのかもしれないけ…

求められているもの、を与えるために

垂れ流しにならないようにこれでも気を付けているつもりだけど、どうも「思索の過程を呈示する」みたいなかたちになるエントリが多い。昨日のエントリに対して、「そもそも事実に向き合うこと自体が困難だろう」と云うようなブックマークコメントをいただい…

受け入れること

ぼくはもともとロックな餓鬼で、オリジナルパンクスの尻尾で、ギター小僧だった。だから、例えばクラシックは高尚でロックは下賎だ、みたいな云われ方をするとちょいと頭に血が昇る(クラシックもロックも、なんでも聴くんだけど。ジャンルに好き嫌いはなく…

スタイル

fuku33さんのこのところのエントリを読ませていただいていて、それがとても刺激的で納得がいって面白いものだったのは、多分ぼくがスタイルと云うものにとても価値を感じていて、それがきっと何かしら(一定の文化圏の中でも)普遍性を持ちうるものだ、とず…

求められているもの

どうもぼくがここでニセ科学を切り口にしながらぐるぐると寄り道がちに牛歩の思考を重ねていることに関連するようなことを、skywolfさんがニセ科学の根底にあるものと云うエントリで明解にお書きになっている。

方便(2)

前のエントリで触れた方はまだ直接ニセ科学で商売をしてらっしゃる訳ではないので、方便と云ってもまだまだ穏やかだ。でも、それを直接商売にされている方はまた違ってくる。 こちらのブログ。管理人のプロフィールがないのだけれど、「マイナス水素イオン@…

方便(1)

心理学を学んでいらっしゃると云う沢里 尊さんの水の結晶 心の結晶と云うエントリを読んで、方便、と云うものについて考えた。

唯幻論

とまぁ、前のエントリで触れたfuku33さんのエントリには、「唯幻価値論」と云う用語が使われている訳だけれど。きっとこれは岸田秀を踏まえた用語なんだろうな、と思う。この歳になったいまなら、岸田秀も読めるだろうか。

計測可能性の制約

少し前になんとなくfuku33さんとトラックバックの打ち合いみたいになっていたのだけれど(とは云ってもこちらは日常感じてることをだらだらと垂れ流していただけだけれど)、それと微妙に重なるような内容の唯幻価値論(前編)(中編)(後編)と云うエント…

インターフェイスと文脈 (「着る女」筒井ともみ)

例によって本が好き! プロジェクトでいただいた本だったりするのですが、うーむ。 着る女 筒井ともみマガジンハウス1575円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/社会・政治 _uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();

街に積み重なるもの

街に矜持が成立するためにと云うエントリに、またfuku33さんから街の矜持と家元レントと云うエントリでトラックバックを頂戴してしまった。なんだか一介の散歩マニア(初めての土地でも何でも地図も持たずに散歩しちゃうぞ。それがバリでも、台北でも。そう…

無原罪の主張

kmizusawaさんのテレビ番組を問題にすることの伝わらなさと云うエントリを読んだ。まぁこれ、ニセ科学を論じるにあたって、直面している問題ではあるのだけれど。

街に矜持が成立するために

fuku33さんのエントリに言及したら、トラックバックを返して下さいました。街の自己模倣と矜持と云うエントリ。ちなみにぼくは西の方の神戸っこで、どちらかと云うと柄のよろしくない方です。

ひとから見た「善悪」

善悪ってのは人間の(その時点での、その地域での、その文化圏での)道徳観にしか存在しないはずで。天使が善きものなのはアブラハムの宗教の中だけで、ヒンズー教のカーストにしてもその土地からすると敬虔さの顕れだったりもして。でも、なぜかそれが「宇…

地方都市暮らし

もともとは神戸っこで、広島に住んでいて、仙台で学校を卒業して、東京にいたときは三鷹に住んでいた。少し前には福岡にいた。と云う訳で、地方都市育ちの地方都市在住だったりする。と云うか、地方都市好きなのだ。fuku33さんの吉祥寺の行列と云うエントリ…

実感できない価値

kikurogで挙げられていた、マーケティング・プランナー辰巳渚さんの脳とスピリチュアルと自己愛とと云う記事を読んだ。

KV also die

So it goes.(Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade: A Duty-Dance With Death, 1969) http://www.vonnegut.com/ 水の結晶に愛の尊さを教えてもらっているような方々は、その生涯において1冊もヴォネガットを手にする機会がなかったに違いない。 …

世界をかたちづくる、もの

私事ながらなんかちょい弱ってたっぽい。ので、ちょっとリハビリ。 非常に個人的な自分語り臭いエントリになりそうなので、先にエクスキューズ。そういうものがあまりお好きじゃない方にはあらかじめごめんなさい(エクスキューズといえば、自分で自分の表現…

世界の断片と、物語 (「我々はどこへ行くのか」川良 浩和)

いや、面白かった。面白かった、と云う云い方はともすれば不謹慎だと思われるかもしれないけど、正直。 我々はどこへ行くのか—あるドキュメンタリストからのメッセージ 川良 浩和径書房2310円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/ルポルタージュ _uacct = "UA-9…

文脈と言葉

先のエントリで触れたJosephYoikoさんのエントリのコメント欄を読んでいて思ったこと。

閉塞「感」

婦祉山 暖雪さんがお書きの水は答えを知っている 江本勝と云うそのものずばりのタイトルのエントリを読んだ。で、ちょっと仕組みが見えた気がした。

別の角度

JosephYoikoさんのところは以前から時折拝読していたけれど、今日水伝批判に関して思うことと云うエントリを読んだ。

wino (「ワインの個性」堀賢一)

最近「本が好き!」プロジェクトからの頂き物ばかりだけれど、これもその一冊。 ワインの個性 堀賢一ソフトバンククリエイティブ1890円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/グルメ・食生活 _uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();