Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

だれが「科学万能主義」か

どうも一部のひとには、ぼくみたいに「科学以外のロジックでニセ科学を批判する」スタンスは非常に評判が悪い。ぼくはぼくなりの動機で批判を行っているんだけど(その動機についても都度説明しているつもりだけど)、まぁ心情的には分からない訳でもない。 …

夢と希望

siesta-aさんの、夢と希望は人を若く美しくすると云うエントリを読んだ。この方、レイキと云う代替医療のヒーラーであるらしい。

論点

週末にquantaさんの[科学]ニセ科学、疑似科学論議よりも具体的な批判をと云うエントリを読んでいたのだけれど、こちらの読解力の問題もあってかどうにも難しくてちょっと言及を控えていた(あいだにTAKESANさんが整理と云うエントリで取り上げられている)。…

マスメディア支配?

そう云うわけで今年のぼくはシーズン初めから安藤美姫マンセーなのだが。で、どうしても焦点は「アンミキ対マスメディア・善男善女連合軍」みたいなところに向かってしまっていて。この辺りのぼくの懸念と問題点について、bewaadさんのところ経由でかみぽこ…

教典 (「反★進化論講座」ヘンダーソン)

ところで、何度も触れながら内容についてなにも書いてなかった。 と云うか、内容については読んでいただくとして(どう云う書評だ)、読むにあたっての重要な心構えについて述べたい。 反・進化論講座―空飛ぶスパゲッティ・モンスターの福音書作者: ボビー …

性善説 (「ブログ炎上」伊地知晋一)

これも本が好き!でいただきました。 ブログ炎上 〜Web2.0時代のリスクとチャンス 伊地知晋一アスキー1260円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/IT・Web _uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();

世界フィギュア女子シングル

今年の安藤美姫には、ちょっとわくわくするものを感じていた。結局、なんと云うか、期待以上の結果が残ったわけだけれども。

現世利益

がとーしょこらさんのお水で開運と云うエントリに、かつて見たことがないほど明解な「お水による現世利益」のサンプルが挙げられている。

(個人的)真実

触れよう、触れようと思っていたのだけれど、躊躇するものがあってosakaecoさんのカルトな私というエントリに対して言及するのが遅れてしまった。 躊躇したのは多分、ぼくがここで描かれているosakaecoさんの姿ととても近い資質を持っていて、なおかつ類似し…

冥福なんぞ祈らない

鴨志田穣が死んだらしい。 あちこちで冥福が祈られている。

「をとめちっく」なるもの (「花宵道中」宮木あや子)

例によって「本が好き!」でいただきました。女性向け官能小説、とのことで。 花宵道中 宮木あや子新潮社1470円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/国内純文学 _uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();

ひとたらしめる、もの

壊れた人間を見るのは、うすら寒い。

見慣れた(意識しない)段差 (「空中スキップ」バドニッツ)

これも『本が好き!」でいただいた本。短編集でつるつる読めるけど、1篇1篇が結構、なんと云うか、腹にたまる。 空中スキップ ジュディ・バドニッツマガジンハウス1995円 Amazonで購入livedoor BOOKS書評/海外純文学 _uacct = "UA-918914-3";urchinTracker();

定義

小飼弾さんの科学=永遠のβ版と云うエントリを読んだ。

救う、こと——続き

いや、別に続き物として企画したわけじゃなかったんだけれど。 それにしてもosakaecoさんのエントリは示唆に富んでいてありがたい。やっぱり学術の現場にいる方の思索は濃い。失礼な言い方なのかもしれないけど怪我の功名でちょっと得してしまった気分。 で…

救う、こと

ニセ科学を信じることが、どうしても埋まらない心の隙間を埋めてくれることがある。この事実はじつは一番悩ましい部分だったりして、自分の中でまだちゃんとした答えが出ない。osakaecoさんのトンデモ嫁に関するフィールドワークと云うエントリを読んで、改…

「信じること」で救われること

なんと云うか、ともかくニセ科学だろうが何だろうが「信じたい」と云う心理がある、ってことがだんだん分かって来た。で、その背景には「信じることが現世利益に結びつく」と云う期待があるのも見えて来た。例えばuguisuさんの衝撃の一冊!!と云うエントリ…

ちょっとだけ

なんかosakaecoさんとのやりとりが(ぼくの内部で)少しおおごとになってしまって、ちょっと消耗。で、もう触れない、って思ったし宣言したんだけど、ちょっとあんまりな部分があったんで、本当にちょっとだけ、子飼弾さんについてと云うエントリに触れます…

先入観

どうも毎日新聞の元村記者への支持を表明すると旗色が悪い(ってのは言葉のあやで、お返事しているとおりみなさまのご指摘の部分は理解しているつもりですが)。でも、例えば発信箱の作る人・使う人と云う記事。

謀略説だそうで

朴斎先生はたしか富山大学だと思ったけど、富山大学にもいろんな方がいらっしゃる。osakaecoさんのそれは謀略ですと云うエントリに言及します。

音楽の効能書き

なんと云うか以前にも書いた「モーツァルト信仰」みたいなことについて、gallery-tondemoさんが新興宗教『モーツァルト教』てのを考えてみた。と云うエントリで見事にまとめていらっしゃる。

科学を「信じる」

「信じる」と云う言葉については何度も書いて来た。要するに盲信は「信じる」と云う言葉を使うに足りない行為なんだ、と思っている。その辺りで、takoponsさんが科学的という言葉こそアヤシイと云うエントリで書いていることは本当だと思う。

ニセ科学で「儲ける」ひとたち

これまでいくつかのエントリで考察を重ねて来て、ニセ科学なり「水商売」なりに「お金を貢ぐ」ひとたちの横顔は見えて来た気がする。でも、それで「儲けている」ひとたちはどんな姿をしているのだろう。 これはkikulogの一部の議論で多少はあらわになってい…

仙台の本屋(8)萬葉堂鉤取店

実際のところ今回の項目もこのシリーズとしてはどちらかと云うと番外。まず、近所じゃない点(車で20分ほどかかる)。それから、古書店であるという点。でも久しぶりに行ったので取り上げてみる。

あのころの未来 (「CGMマーケティング」伊地知晋一)

ライブドアの「本が好き」プロジェクトを知って、参加願いを出したら受理された。ありがたや。 で、最初に献本をお願いして届いたのがこの本。何と云うか商売がらみですが。CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術 伊地知晋一ソフトバンククリエイ…

新聞記者の使い方

もうなんか、身も蓋もない書き方をしてしまおう。 先日の理系白書を受けた理系白書ブログのエントリ(どうせトラックバック飛ばないんだろうからリンクしちゃう)メディアと科学のコメント欄で、例によって元村記者のスタンスが追求されている(どうでもいい…

切実感

小飼弾さんが左巻教授の「水は何にも知らないよ」を書評で採り上げている。 いや、弾さんについては、菊池教授に無駄足を踏ませてしまった責任がぼくにはあるので、なんか直接言及はしたくないのだけれど、彼が採り上げると云うだけでかなりのリーチがあるは…

マスコミの仕事

理系白書’07:第1部 科学と非科学/5 過熱、脳ブームが掲載になった。今回は小波教授がご登場。

on the side of the angels

ところでこのブログには"Engel"と云う言葉がURLに入っている(全体としてスペルを間違っているのはこちらに書いたとおりだけど。直せないんだよぅ)。Engelは英語ではangelで、大体「天使」と日本語訳される。「天使」はお水さん的にはよい言葉に分類される…