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Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

根拠

よしなしごと

som_tamさんのこういうときは重なるものでと云うエントリを読んだ。

この「研究論文」はどこに発表されているのか。「何百件もの臨床研究」のデータはどこにあるのか。

いやまぁ、ホメオパシーは西洋においてはメジャーな代替医療なので、実際には多くの研究論文・データは存在するわけで。だからこそ、シャンらのメタ・アナリシスに重みも生じるわけなんだけど。

当の論文のどこに欠陥があって欠陥論文というのか、指摘の論旨を目にすることができない。「権威」と言われてもどこの誰かもわからない。

このあたりの事情は、nobuさんがホメオパシーと朝日の戦い、ますます激化の一途へと云うエントリでまとめられている(ちなみにこの時期の「ぐり研ブログ」さんのエントリは、この夏に朝日新聞が絡んだホメオパシー関連の情報について手際よくまとめられているものが多くて、なんと云うか、資料的価値が生じているように思う)。早い話、欠陥を指摘しているのはホメオパシー陣営のお身内、と云う話ですね。

この目隠し状態で「ふ〜ん、ホメを批判するほうが変だったんだ〜」という意見に傾く人がおられたらお目にかかりたい(関係者除く)。

このへんの感想は、ぼくがこっちで書いたようなこととも重なってくるのかもしれないけど。ホメオパシーを「信じて」いないひとたちにはあまり有効ではないのかもしれないけど、なんとかしてホメオパシーを「信じ続ける」理由を探している現在の顧客に対しては、それなりの意味はあるのかもしれない。まぁその行き着く先は蛸壺化と云うかカルト化と云うか、なのかもしれないけど、地下に潜ってくれるようならそれはそれでいいや、とか個人的には思う。