Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

やっぱり不思議

メカAGさんの多くの疑似科学批判はどこを間違えているか : 疑似科学ニュース と云うエントリ(と呼んでいいのかなasks.jpの場合)を読んで、不思議に思ったこと。

疑似科学や宗教の問題点というのは非科学的な部分にあるのではなく思想的な部分にある。にもかかわらず多くの疑似科学批判は思想の部分に切り込むのを避ける。

まぁここみたいな辺境ブログの存在をご存じないのは当然としても、Googleに「ニセ科学」と放り込むと最初に出てくる菊池教授のニセ科学入門は3年半近く前のテキストだし(ここの8章および9章でなにについて書かれているのか、を読み取るのは難しいこととは思えない)、天羽准教授のニセ科学を問題にするとはどういうことかと云うテキストも存在する。どちらも、インターネットと云うデバイスを使用できる環境にある以上アクセスが困難な情報ではない。

どんなものを読むと、思想の部分に切り込むのを避けると云う印象が形成されるんだろう。与える印象と実情の相違、と云うのはどのあたりから生まれてくるんだろうな。