Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

波動水キュウリ

波動水キュウリなるものを食べた。

なんかつれあいが面白がって買って来たのだった。

話によるとひとふくろ250円くらいだったとのこと。売っていたのはつれあいが仕事をしている場所のそばで、生鮮食料品を扱う自然食品販売店のようなところらしい。だからそもそも高付加価値で高い食品を売っているのだけど、それにしてもキュウリなんて安ければひとふくろ100円くらいなのでまぁ高い。

とりあえずつれあいはふつうのキュウリとどう違うのか訊ねてみたそうな。店員から返って来た言葉は「確か高分子ナントカっていうのを当てた水が波動水になるって聞いてますけど、ふつうより日持ちするんですよ」だったらしい。そんなの買って来てすぐ食べれば関係ないよなぁ。たいしたご利益はないぞ波動水

ちょっと調べて見るがよく分からない。オランダのディプロマ・ミルの名誉教授と云う肩書きを持つ中根滋と云う人物の名前には辿り着いたが、たかがキュウリにそれ以上調べる気にはなれない。
ラベルには「波動値+20」とか書いてあるけど、この波動値そのものの説明はない。なんか日本酒度のようなものなんだろうか。そのほかには特に説明はない(「おいし〜い」とか書いてあるけど、そんなのなんにだって書いてある)。ラベルがこれで店員の説明があれなら、ふつう余計な金だして買わないぞ。旦那に見せてどんな顔をするのか見てみたい、みたいな目的でもない限り。
とりあえず食べる。今夜はでかける予定があるので、軽めに冷やし中華。そのなかに刻んだキュウリが入って出てくる。

うむむ。まぁぱりぱりしてうまいけどべつにとくだんふつうのキュウリと変わりはない。どこか違うとは思えないけれど、要するにキュウリだ。
当たり前だよなぁ。冷やし中華にしたのが間違いだったのかなぁ。もろきゅうなら判別がついたんだろうか。まぁどちらでもいいけど。