「思想」、「感性」、水
ロッタさんの科学と思想は相容れない?と云うエントリを読んだ。『水は答えを知っている』の感想文のようで。
とりあえず「思想」ってなんじゃらほい、とか思いながら読む。
要するに、左脳で考えれば疑問も否めないが、
右脳で感じれば、素直に素晴らしいと思えたのだ。
(ちなみにわたしは左脳で考えるよりも、右脳で感じる方である)
このひとは自分が何かを感じたり考えたりしたときに、それが自分の脳の右側で起こったのか左側で起こったのかを感じ取ることができるんだろうか。ぼくにはできないけど(右脳は感覚の座で左脳は思考の座だ、と云う話がそもそも根拠のない俗説だと云う話はポピュラーすぎてソースを示すのがかえって難しいんだけど、知名度の高いところで川島隆太教授のインタビューにリンク)。
思想として読むのなら、良書だが、(それにも批評はあったが)
科学として読むのなら、悪書だという意見が多い。
この思想
と云うのは、どの辺のことを云っているのだろう。まぁたいてい見当はつくので、この場で細かく論じてみるより、なんとなく自分の古いエントリを発掘してみる。このあたりとかこのあたり。
それが非科学的であっても別にいい。
そう思える感性を持っている自分にありがとうと思うだけだ。
あぁなるほど感性ですか。要するに、説明はしないけど自分はともかくそう感じるんだから、反論せずに「そう感じている」と云うことを尊重しろと云うことですね。そんなものに裏付けられた思想
ってのもけっこうなものですな。