Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

見慣れないリファラ

なんだか見慣れないところからのアクセスがあるなぁ、とか思っていたら、こんなところからリンクが貼られていた。なんと云うか、ご健勝でなにより、と云った感じなのだけれど、さすがはYahoo!で某氏が自作自演しながらこのブログを「晒して」いる2ちゃんねるよりはよほどアクセスを生んでいる。
と云うわけで、以下は途中までぼくへの直接の批判に対する対抗言説。なので、ほとんど配慮のない文章になります。そう云うものがお嫌いな方は「続きを読」まないことをお薦めしておきます。

ニセ科学を論じたよそのブログを品定めすることが多く、大学人と同じくニセ科学の検証はそっちのけ。ニセ科学批判批判のお作法を咎めることに熱心なようです。

どうしてこのひとは自分に「だけ」、実地のニセ科学の検証をしなくてもいい特権を無条件に認めてるんだろう。自分だって検証はそっちのけなのに。すばらしく的確なブーメランが味わい深い。
と云うか、自分も批判対象の範疇に入っている可能性の高い言説に対して、その批判の内容を吟味した結果として対抗言説をあげるのは当然の行動だと思うんだけど。

インナーサークルがブログ主の国語力などを槍玉に挙げながら馴れ合っていますが、当該ブログ主の問題意識にはついぞ考えが及ばなかったようです。つまり「水商売ウォッチング」のコンテンツが物足りないこと。

こう、どうしてもインナーサークルとか云って一派にしないと気がすまないのは、Y氏だのF氏だのA氏だの、こう云う言説をしないではいられない方々「一派」に特徴的に見られるパターンであることだなぁ、と云う話はともかくとして、なんと云うか他人に「物足りないから充実させろ」とか要求するのを問題意識と呼ぶらしい。べつにぼくは国語力の不足が思考能力の混濁を招くサンプルの収集をしているつもりはないのだけれど(とは云えこれはぼくに向けて直接放たれた言説なので仕方がない)。

結局のところ、このひとがあちこちで論客扱いしてもらえなかったのは、この「お前らはおれを満足させるための努力が足りない。もっと手間暇とコストをかけて、おれを満足させろ」と云うスタンスが同意を得られなかったと云うのが大きな要因のひとつであって。
それどこの殿様? 葦原将軍

根本的に誤解があるのは、ぼくのこのエントリを「apjさんにおもねるために、その擁護を目的として書かれたもの」だと認識されているらしいこと(結果はともかく第一義的には、そもそも擁護でさえないのはふつうは読めば理解できるはず。敵の敵は味方、ではないし、味方の敵は敵、でもない)。
他人の行動を自分の物差しを無反省にあてはめて判断する、と云うことは往々にしてしてしまいがちではあるけれど、その物差しが限度を越えて低性能な場合(物差しの持ち主が度外れて狭量で下司の勘繰りしかできないケースとか、致命的に他者の言説を理解する能力が低水準な場合とか)には「あてはめる」と云う行為そのものが侮蔑になってしまうのだなぁ。気をつけないと。

「水商売ウォッチング」が問題となる水商売を網羅し、最新事例もきちんと盛り込み、ニセ科学に対する警鐘を鳴らすという取り組みがなされていれば、「偽装サイト???」などというような受け取め方がされることはなかったはずです。

だからなにを偽装してるって云ってんのかって元エントリでも訊いてんじゃん。そこが分からないと、どう云う「受け取め方(ママ)」してんだかわかんないんだってば。ネガティブなニュアンスで使われる言葉には「ネガティブと云う意味」しかないのかよ。自分を満足させてくれない取り組みを指して偽装って呼ぶの?

昨今の天羽氏の言動からしても、氏が水商売全般に目配りしようという意欲はまったく感じられません。温泉問題に関する投げやりな対応もその1つ。「訴訟マニア」の血が騒ぐというならそれでも構わないのですが、少なくともウォッチャーの資格はありません。

ウォッチャーの資格ですか。この資格がなかったら、言説を禁止されたりするんでしょうか。すごい。

でまぁそれはそれとして(前置きかよ)。
ここに典型的に見られるのは「目的のためには手段を選ばない、論理の筋道をたがえることも厭わない」態度で。これ(おっかないひとが多そうなので触れるのを控えていたのだけれど)たんぽぽさんの水からの伝言と云うエントリから始まって「政治ブログ」周辺一円で年末から起きている騒動にも共通するよなぁ、みたいに思ったりもするのだった(「それ、まずいでしょ?」と云う問いかけに対して「おれは気にしてない」とか「空気嫁」とか「おれたちの仲のよさと忠誠心をねたんだ共産党の陰謀だ」とかあさっての反応ばかり返って来ているあたり)。