Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

別の角度

JosephYoikoさんのところは以前から時折拝読していたけれど、今日水伝批判に関して思うことと云うエントリを読んだ。

多分ぼくとJosephYoikoさんは各論的には主張が食い違うところが多いんだろうな、と思っていた(もちろん、だからと云って理解が出来ないと云うことでも、意見を排除したい、ということでもない)。でも、こちらのエントリについては共感できるなぁ、と素直に思った。

真面目な話に戻すと、マスコミの取り上げ方として、「水伝」が相変わらず理系の話としてしか捉えられていないのが、僕は怖いです。
「想像力を逞しくすれば」ってのが、某新聞社のお得意文句だけど、「水伝」からオウムの「修行するぞ修行するぞテープ」が連想出来ないのかな?
洗脳で「綺麗な言葉」定義して、それ以外は水伝的に「汚い言葉だから情報遮断」と利用されてしまうんだよ。

この辺りはぼくの主張して来たことと重なる、と思った。多分、別の(≠逆の)方向から考えて来たことが同じところに帰着した、と云うか、文脈を共有できているんだなぁ、と云うか。まぁこれに先立つ、

芸風が似ているなあと感じる方はいらっしゃいますけど、それだからと言って、「私はXXグループ」と分類されるのを好みません。

にも強く同意するところだけれども。

「現代の科学では分からない事もある。その分からない事の範囲にある話は現在までの科学体系の言葉では説明出来ない。」という反論をしてくる方に対して、「現在まで築き上げた科学の体系が壊れる」論で反論するのは、ど素人説得法としてはかなり効率悪いですし、理解を得ることは出来ないです。

これについても同意するのだけれど、さて有効な言説のありかたって考えると難しいよなぁ。試行錯誤中ではあるけど。

(どうでもいいけどコメント欄はとうてい出入りできる空気じゃないし、トラックバックもまともに飛ばないんだろうなぁ)