責任の転嫁
ホメオパシージャパンの代理店をされている原田惟仁さんのちゃんと納得してますか?陰陽五行「心」と「小腸」の話しと云うエントリを読んだ。K2レメディによる新生児死亡事件の報道に、その内容をホメオパシーバッシング
である、と云う認識のもとで触れていらっしゃる。
そもそも。
自分で納得して選んだ方法であるのなら
こんな事件は起きないはずですが。
事件の概要をあまりよくご存じないらしいのはまぁ措くとして、ここでおっしゃっている自分
ってだれのことだろう。亡くなった赤ちゃん?
その責任は、相手ではなく自分にあるはずなのになぜ、責任を転換するのか。
そりゃいいこと云われて期待させられてお金を払って効果が出なかったら、お金を受け取ったほうの責任を追求するのは当然でしょうに。責任を転嫁してるのはどっちなんだ。
説明をする義務はこちらにあるのは当たり前ですが、
どちらにするかの選択肢の権利は
本人にあるはず。
じゃあこのかたはちゃんと「効果がなくても、選んだあなたの自己責任です。こちらはいっさい責任を負いません」って説明してから、1回15,000円のホメオパシーセッションのフィーを受け取ってるのかな。
なぜ納得していないのに言われたから、勧められたからという理由だけでやってしまうのか。
勧める側の台詞じゃねえだろそれ。それともなにか、顧客の身になにかあっても、このひとは「自分を信じた顧客の責任」で済ますのか。便利だな。日本の法律に心裡留保関連の条文がいらなくなるな。
すべて、物事には色んな見方、側面があります。
予防接種一つとっても、必要だという現代医療、不必要だという代替医療
物事には良い側面、悪い側面の両方が必ずあります。
で、あなたの勧めている代替医療には、どんな悪い側面があるんですか。それをちゃんとご自分で把握しているんですか。で、その部分をきっちりと顧客に説明しているんですか。
ついでだけどこのあたり、このかたに36万円だかを払って「なちゅリスト」とやらになるための講義を受けているひとたちには、どんなふうに教えているのかな。