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街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

資格と責任

あっころさんの代替医療と資格 ホメオパシーの場合と云うエントリを読んだ。このかたは将来的にリウマチになる懸念があって、代替医療も含めて対策を検討していらっしゃるよう。

リウマチや膠原病の場合ですが遺伝子の欠損とか機能が回復しない

ホメオパシーでは難しい体質の場合、

(比喩的表現ですが)

それをなるべく速やかに見極め、通常医療を薦められる見極めが出来たり


病気の進行との戦いでもあるから

血液検査を必ず細かく行いながら挑戦するならしたいですね。

これぐらいの認識とスタンスでいてくれるのなら、現在病を持っているひとが代替医療を利用するのは、たとえそれがホメオパシーであろうと基本的に問題はないのだろうなぁ、と思う。もちろん金銭面とかそう云う問題点は回避できないけれど、それはやはり愚行権の範疇になるんだろうなぁ、と思うし。

大切なのは看板に自分の行なうホメオパシーはどういうレベルかちゃんと

一般人に解る様に表記せねばならないことかな。

 

これはこれからの代替医療の施術院に必ず表記して欲しい項目ですね。

(フォントタグによる装飾を除去しています)

これはまぁ、難しいと思うけれど。看板を掲げて商売をしているホメオパスが、「自分の施療は通常医療にくらべてあんまり効きません」とは云えないだろうし。

ただやっぱり、責任の範囲はなんとかして示したほうがいいんじゃないか、みたいにも思う。帯津氏の日本ホメオパシー医学会に所属する医師ホメオパスは、おそらく蓋然的に選ばれるべき通常医療に代えてレメディによる施療を選択した場合、その結果に伴う是非を問われるだろう。その1点においてまぁ医師としての資格を持たないホメオパスよりは多くの場合ましだろうなぁ、と推測はできる(こっちで書いたようなこととも関係してくるかも。それ以前にレメディを「薬」として認識できるってだけですでに医師としてどうよ、って問題ももちろんあるけど)。

このエントリからリンクされている膠原病のかたのサイトなんかを見ても、患者がよくなろうとして代替医療を試みることをいちがいに非難することなんかできない。でも、それをすべて自己責任として受け止めろ、と云うのは、あまりに割りの悪いディールなんじゃないかと思う。