「ニセ科学批判批判」の成果
なんかここのところホメオパシー批判ブログみたいになってしまっている(フィギュアスケートTV観戦ブログのようにもなってるんだけど、これは今の時期は毎年のこと)。
インフルエンザ、とりわけワクチンやタミフルに対してホメオパシー業者のかたがたがネガキャンをはっているのが現状なわけで(それに加担するワールド・ブロガー協会みたいな組織もあるわけで)。こっちやこっちで書いたような、インフルエンザにホメオパシーで対処しよう、みたいな情報発信も、書いた時点よりもはるかに加速している。
状況が状況なのでともかく発信しなきゃ、みたいな意図もあったんだけど(そして書くべきこと、考えるべきことがまだまだある、とはいまでも思っているのだけれど)、自分でも多少うんざりしていなくもないし、読むひとにとってはなおさらだろう。自分で選んで好きで論じているとは云え、どんなふうに受け止められているのかなぁ、みたいな部分が気にかからないわけでもない(自分の未熟さを認識しているぶんだけ、余計に)。
そう云う部分については、少し前に「ニセ科学批判批判者」のみなさんにこってりと教えていただいた。この状況で、(危機感を抱いてらっしゃる方は多そうなのに)現状を危惧する声があまりあがっていないように見受けられるのは、あの時点での「ニセ科学批判批判者」のみなさんのご活躍が結実しているのかな、みたいに感じなくもない。