Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

フィギュアスケート2009年NHK杯

男女シングルについて、なんだけど。

なんか、みんながみんな不調な試合、みたいなのは観ていて楽しくないし、あんまり書くことも出てこない。

いろいろあって男子シングルについてはSPが観られなかった(けっこういい出来の演技が多かったようなのでちょっと悔しい)ので、残りの観たぶんについての話になるけれど。

なんかみんな仕上がってないんだか、調子が悪いんだか。若い選手のほうが全体に好調な感じだけど、そう云うこたちはどうしても相対的に点数が出ない。優勝したブライアンも安藤美姫もぜんぜん完調じゃない、と云うかのきなみそんな選手ばかりだから、リンクになにかあるのかと思ったくらい。小塚くんも中野さんも、観た感じからして前の試合のほうがよかったんじゃないか、みたいに思える(じっさいに点数的にもそう云う結果)。

今シーズンは長いので、これからまだまだ詰めていく、みたいな見方もそりゃ可能で、もちろんぼくも(とりわけ大輔については)そのへんを期待するのだけれど。でも、今回の大会には出てないけど、女子には「完全に仕上がっている」選手が、男子には「圧倒的な力量を示した」選手がいるのだ。いま課題を見つけているような状況で、今シーズン間に合うのか。

とまぁ、観ていてあまり楽しくない試合だとがらにもなく勝負論めいたことを考えてしまうのだった。あとは「レオノワめんこいなぁ」くらいのものかな。やれやれ。

それはそれとして男女シングル以外についても放送してくれるのがNHK杯のいいところ。でも地上波視聴者としては、NHK杯でだけ観ていても書けることはないのだった。