Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

フィギュアスケート2008ロシアカップ

日本選手が村主さんしか行ってないので地上波放送はないかも、とか思ってたらいちおう東日本放送は放映してくれました。いきなり参加してない真央と安藤さんのほかの大会の演技からはじめたりしてちょっとずっこけたけど。

 もともと村主章枝と云うひとのモチベーションのありか、と云うのはよくわからなかったり。メンタル面の安定、と云う意味では日本人の女子シングル選手のなかではとびぬけているけれど、それは現役最年長だから、と云うことではなくて昔からそう(荒川さんのようにメンタル、と云う言葉の意味が通常の人間とどっか違う「異星の客」キャラをべつにすると)。勝負師でもないし、旧採点時代の最後の頃にはなんか悟ったような発言も多かったりした。
でも、今に至るまで競技の場から立ち去ろうとしない。求道体質であるだけではなんか説明できないよなぁ、とかその辺思ったり。しかも今回の大会前インタビューでは「勝ちたい」とか口にしたりして。

演技そのものはよかったと思う。ジャンプも降りられていたし、村主さんのいいところはみんな出ていたし(つれあいはモロゾフとの相性の良さの可能性を示唆してました)。よかったと思うけれど、さて勝てるプログラムなのか、と云うことを考えると、3位と云う結果でもあるし、うぅむ。
この辺、もともと競技志向の意識が薄いような印象もあったので、なんかこう不思議な気分になる。彼女をリンクに立たせるものは、なんなんだろう。

それはそれとして、カロリーナにやっとエンジンがかかってきた感じ。シーズン後半に向けて、どのくらいまで持ってきてくれるのかな。