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街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

フィギュアスケートGPシリーズロシア大会

真央の成長を心強く思っていた。もうヨナ・キムに対してビハインドはないものだと思っていた。


甘かった。真央が追いついたところから、さらにもう一歩、彼女は進んでいる。なんだか強すぎて可愛げがない気もしないではないけどこれは明らかに贔屓目で、実際難癖のつけ場所がほとんどない(とは云えいくら何でも点数は出過ぎの気もするけど)。

しかしシビアな競技だとつくづく思う。昔F1ドライバーを形容するのに「世界で26人しか就けない職業」と云うのがあったけれど、それどころじゃなくて、見る側からすると世界のトップ6以下は全員が2軍に見えてしまう。その1軍に我が愛しのキンバリーが残っているのは嬉しいんだけれど、なんと云うか、コーカソイド最後の牙城として甘い点数を貰っているだけみたいな気もして複雑だったりもするのだ。