Chromeplated Rat

街や音楽やその他のものについてのあれこれ。

納豆騒動

納豆騒動がこう云うオチになった。なんと云うか、単純に面白がっていいものか。

いや、結局のところ、制作会社である日本テレワークにも関西テレビにも最終的にほとんどデメリットはないのであって。会見した千草宗一郎社長は「放送局としての信頼を著しく損ない、視聴者の信頼を裏切ることになり、誠に申し訳ない」と謝罪した。とか記事には書いてあるけど、「テレビに本当のことを報道して欲しい」と思うような人間のことを考えず、「テレビで放送してるんだから本当に決まってる」と信じているような人間にだけ向けてテレビを作ってきたのだし、そう云う層はどうせすぐに忘れる訳で。
だいぶ前に書いたけど、前者の層からはそろそろ既に最低限の信頼も失いつつあることに気付かないのかな。気付かなくてもいいのか。既得権があれば馬鹿相手にいくらでも商売できるわけだからな。

追記:
「消費者が怒っている」らしい。面白い。どうせ怒るだけ怒ればすっきり忘れて、次のダイエット食品がテレビ番組で報道されれば買いに走るんだろうし。繰り返すうちに馬鹿も昂進して、「美しい国」向きの人材としてどんどん洗練されていくんだろうな。

追記2:
ちなみに「現象として面白いかどうか」だけに焦点が当たってるのは、単においらが納豆が苦手なので今回の騒動が全面的に他人事だったからだが。